2025/7/13 11:43
JASS-19改訂版 信用したら張替
日本建築学会なるタイル工事用発行文書JASS-19改訂版。
ホントかよ?と疑念を抱けばとことん調べる。
有機系弾性接着剤の下地には同材もしくはCM-2規格材を使用とある。
採用したポリマーミックス#30 CM-2規格材。
二度も不具合!2024真夏の西面も、2025真冬の東面も情けないほどの強度。
もちろん度重なる再検査の大出費。
結局、同条件の周辺張替まで。
メーカーに聞けば『養生期間が少ない』だの『下地作成後、早期に張り付けると有機系弾性接着剤が硬化するときに下地側の水分を奪いドライアウトする』と言われた。
じゃあ調べてやると#30#40を同日塗り付け、同条件で3日目から15日まで3日おきに【早期張付は下地強度が出ないと言うのであえて】タイルを張付て実証実験。
出た結果。
#30は50%で強度は出ているが破壊部分不良(弊社基準)養生期間の問題ではなく製品の問題と弊社は判断。
乾燥養生期間の問題ではなく有機系弾性接着剤の早期塗り付けによる何らかの弊害が出ていると断定。
#40は3日目から期待値を超える強度が出る。
よって弊社ではポリマーミックス#30は使用禁止で#40の一択に指定。
全てを全国タイル業協会に報告。
詳しく知りたい方は弊社担当迄お問い合わせを。