ブログ

Blog
2023/6/6 16:58

公平な検査

昨今、新築工事にとどまらず大規模改修工事や定期検査にて依頼が増えている打診検査と引張強度試験。だがその検査をタイル工事のプロではなく他業種が何の資格もなしに行いオーナーや入居者・管理組合に報告しているケースが見られる。弊社も多数の依頼を受け改修工事施工後の抜打ち検査を行ってきたが・・・ピン注入の穴はあるがエポキシが確認できないとかエポキシが十分な強度を出していない、張替補修箇所が全く強度が出ていないなどのケースが見られる。また建設会社もそのような補修業者の請求をタイル工事施工業者に押し付ける報告も受けている。基本的に施工限界を超えた破断部は施工業者のミスがない事を証明し保険対象にもならない事案でも支払いを要求する建設会社も存在する。しかし瑕疵責任が無いのであればその他のファクターに起因することを示すのである。言わば設計ミスを認めないケースである。大事になれば一棟買いや建直しになりうる事案ともいえる。そういった改修業者の報告書には補修材の搬入証明写真がなかったり、出荷証明もメーカーに偽りの書面を書かせたりと極めて悪質なケースも報告されている。報告書に疑念を持たれた方はご相談ください。第三者による公正な試験、建設工事の大原則である対等・誠実。正に誠実な視点から検査を行わせて頂きます。

アーカイブ

カテゴリー

タグ